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管理栄養士の食育LIFE通信

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住民健康課 : 2022/02/01

一緒に考えよう!今からできる「フレイル予防」

 フレイルとは、高齢期に生活するうえで不自由はないものの、心身が弱っていて介護が必要になる危険性が高い状態を言います。ささいな衰えは、本人に自覚がない場合が多いです。家族や周囲の皆さんが、フレイルの危険サインにできるだけ早くきづいてあげることが、フレイル予防に大切です。

高齢期は「やせ」に注意しましょう

 年齢とともに食事量が減少すると、たんぱく質とエネルギーが不足し、低栄養による「やせ」に注意が必要です。たんぱく質は筋肉などのからだをつくるもととなり、エネルギーはからだを動かす源となるため、これらが不足すると低栄養状態を招きます。やがて「やせ」や「フレイル」へとつながりやすくなってしまいます。

[低栄養」予防のポイント

 〇主食と主菜をしっかり摂る〇
・ごはん・パン・めん類などの主食と、肉・魚・大豆製品・卵などのたんぱく質を多く含む主菜を毎食摂ることで、筋肉や内臓の機能を維持することができます。

・「まんべんなく」食べることを心がけましょう。コレステロールやカロリーを気にするあまり、野菜ばかり食べるのは逆効果です。さまざまな食品を摂ることが、寝たきり予防に繋がるといわれています。

・あと一品としてとり入れられるように、調理が必要のないサラダチキンや、缶詰などをストックしておくと、急に買い物に行けなくなった時や災害時にも役立ちます。

・食欲がないときは、おかずだけでも食べるようにしましょう。肉や魚以外にも、ヨーグルトやスキムミルクなどの乳製品にもたんぱく質は豊富です。

保存食
住民健康課 健康係
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3303

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