○三木町立学校教職員旧姓使用取扱要綱
平成28年6月21日
教育委員会要綱第3号
(趣旨)
第1条 この要綱は、教職員が互いに個性を尊重し、能力を発揮しやすい職場環境の整備を図るため、教職員が婚姻、養子縁組その他の事由によって戸籍上の氏を改めた後も、以前使用していた氏(以下「旧姓」という。)を職場において使用することについて定めるものである。
(適用職員)
第2条 この要綱は、三木町立小・中学校に勤務する教職員のうち、校長を除く一般職に属する教職員に適用する。
(旧姓使用の承認申請)
第3条 教職員は、旧姓を使用しようとするときは、旧姓使用承認申請書(様式第1号)によりあらかじめ、三木町教育委員会教育長(以下「教育長」という。)の承認を受けなければならない。
2 前項の旧姓使用承認申請書は、原則として三木町立学校職員の服務に関する規則(平成18年三木町教育委員会規則第12号)第21条の氏名等変更届書に添えて、所属長を経由して、教育長へ提出するものとする。
(承認)
第4条 教育長は、旧姓の使用を承認したときは、旧姓使用承認通知書(様式第2号)により、所属長を経由して、当該教職員に通知するものとする。
(旧姓使用の中止)
第5条 旧姓を使用している教職員が旧姓の使用を中止しようとするときは、旧姓使用中止届(様式第4号)により、所属長を経由して、教育長に提出しなければならない。
(教職員及び所属長の責務)
第8条 旧姓を使用する教職員は、旧姓を使用するに当たっては、町民に対して、又は職場内において、誤解や混乱を生じさせないように努めなければならない。
2 所属長は、所属教職員の旧姓の使用に関し、適切な運用が図られるよう努めなければならない。(その他)
第9条 この要綱に定めるもののほか、旧姓の使用に関し必要な事項は、教育長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この要綱は、平成28年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要綱の施行日前に戸籍上の氏を改めた教職員が、旧姓の使用を希望する場合は、第3条の承認申請を行うことにより、旧姓を使用できるものとする。
附則(令和4年7月29日教委要綱第2号)
この要綱は、令和4年9月1日から施行する。
別表第1(第6条関係)
旧姓を使用することができる文書等
文書等の種類の例 |
職場での呼称 職員録 名札 事務(校務)分掌表 座席配置図 名刺 庁内電子メールに用いるユーザー名 出勤簿 休暇簿 職務専念義務免除承認申請書 人事異動表 辞令書(別表第2に掲げるものを除く。) 起案文書 文書管理システムに用いるユーザー名 復命書 身分証明書 辞職願 |
別表第2(第6条関係)
旧姓を使用することができない文書等
文書等の種類の例 |
辞令書(採用に係るもの) 任用履歴書 宣誓書 県に対する債権(給与、旅費等)及び債務に関するもの 共済組合及び互助会に関するもの |