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管理栄養士の食育LIFE通信

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住民健康課 : 2020/10/01

旬を楽しむ ~いちじく~

 ザクロ、ブドウと並んで世界で最も古い果樹と言われているいちじくは漢字で「無花果」と書きます。花が咲かないわけではなく、食用にする部分は皮に包まれた花の集合体なので外から見えません。最近は干しいちじくやジャムなど加工品として1年を通して手に入れることが可能です。

いちじくの栄養価

 いちじくには食物繊維が豊富で、腸の働きを良くし腸内環境を整えてくれる作用があります。便秘を改善することで老廃物の排泄やコレステロール等の吸収を抑制する働きも発揮できます。カリウムも含まれており、体内の塩分を排泄する作用もあります。

選び方と保存方法について

 張りがあり、ふっくらとした形で、先端部が割れて少し中が見えるものが熟している証しです。日持ちがしない果物なので、購入の際には鮮度をよく確認するようにしましょう。もし食べきれない時には、ジャムやお菓子作りの食材として使用しましょう。

おすすめレシピ

 季節の果物として安価で手に入れやすいいちじくは、まとめてジャムやコンポートにしておくと、一年中楽しめます。

いちじくの簡単コンポート

○いちじくの簡単コンポート○

<材料>
いちじく10個 白ワイン1カップ 水1カップ 砂糖20g
<作り方>
(1)いちじくはよく洗い、きれいに皮を取り除いておく。
(2)(1)に水・ワイン・砂糖・果汁を加え、弱火で15分煮る。
(3)容器に移し替え冷蔵庫で冷やし、味をなじませて完成。

*皮が取りにくい場合、湯むきすると楽に取り除けます。
*ヨーグルトと合わせるとほどよい甘さになり整腸作用が期待できます。


住民健康課 健康係
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3303

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