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管理栄養士の食育LIFE通信

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住民健康課 : 2023/04/01

旬を楽しむ ~しらす~

 いわしの稚魚であるしらすは、料理の引き立て役です。卵がふ化して1~2カ月のもので、体長2㎝までのものを指します。春しらすは、海水温が上がっていく時期で、やや小ぶりで食感もやわらかです。秋しらすは海水温が徐々に下がっていく時期で、身が締まりつつも脂を蓄えています。加工品は、しらすを茹でた後に水切りしただけの「微乾燥品」、水分量を約半分までに乾燥させた「半乾燥品」、さらに乾燥させた「ちりめんじゃこ」があります。

しらすの栄養価

 特にカルシウムが豊富で、その吸収を高めるビタミンDも含んでいるので、骨や歯を強化にするのに役立ちます。細胞を丈夫にするたんぱく質も豊富です。また、ビタミンB12は赤血球を増やす作用があり、貧血予防にも効果的です。加工の乾燥が進むほど、塩分とエネルギーは高くなるため食べ過ぎには注意が必要です。

選び方と保存方法について

 形がそろっていて、身がふっくらとした白く艶やかなものを選びます。折れているものが多いのは、茹でる温度が高く型崩れして味が落ちているので避けましょう。ただし、新鮮なしらすをすぐに茹でた場合は、カーブを描いて曲がるのでまっすぐでないものを選ぶのは問題ありません。

おすすめレシピ

春キャベツとしらすのパスタ

 〇春キャベツとしらすのスパゲッティ〇
<材料>2人分
パスタ、春キャベツ、しらす、トマト大1個、
レモン2切れ、にんにく1かけ、オリーブ油大さじ2~3、
だし醤油、塩、黒胡椒、鷹の爪

(1)キャベツとトマトは一口大に切り、にんにくはみじん切りにする。
(2)たっぷりの沸かした湯に塩を入れて、パスタを茹でる。湯で時間が残り30秒になったところで、キャベツを入れて一緒に茹でる。
(3)フライパンにオリーブ油とにんにく、鷹の爪を入れて熱し、香りが出てきたらトマトを入れて炒める。
(4)(3)のフライパンにしらすと湯切りしたスパゲッティ、キャベツを入れサッと炒める。仕上げにゆで汁とだし醬油、塩・胡椒とオリーブ油で味を整える。皿に盛り、お好みでレモンを添える。(しらすの塩分も考慮し、仕上げの塩は控えめに。)


住民健康課 健康係
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3303

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