メニューを飛ばして本文へ

三木町東日本大震災被災児童・生徒ホームステイ事業

  • ホーム
  • 三木町東日本大震災被災児童・生徒ホームステイ事業
教育総務課 : 2013/03/14
 多くの尊い命が失われ、広範な地域に甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から一年以上が経ちました。亡くなられた方々及び最愛の家族を失われたご遺族に対し、心より哀悼の意を表します。また、今もなお行方のわからない方々のご家族をはじめ、原子力発電所の事故によって避難を余儀なくされた方々及び生活基盤に著しい被害を受けている方々を含め、被災された全ての方々に対して、深くお見舞い申し上げます。

 さて、本町は、震災発生から時をおかずに、被災地支援策の一環として、三木町東日本大震災被災児童・生徒ホームステイ事業を全国に先駆けて立ち上げました。本町が先導役となったことによって、後に全国で50余の自治体などが同様の取組を行うに至り、全国的な支援の輪は確実に拡がりを見せたところです。

 夏休みには、延べ39軒のホストファミリーのご協力の下、福島県川俣町及び大熊町、宮城県石巻市から総勢112人もの受入れを行いました。お招きした児童・生徒やそのご家族から心温まる礼状を数多くいただいたことからも、本町がお伝えしたかった“町を挙げての顔の見える支援の心”は、確実に届いたものと確信しています。

 さらに、本事業の趣旨に賛同した町内外の皆様から本町に寄せられた義援金の総額は約1,000万円に上り、私と副町長、教育長の給料減額分を合わせた1,237万3千円で、本事業に要した費用は全て賄えたところです。

 以上のことから、本町が目指した被災地支援における一定の役割は果たせたものと判断し、ホームステイ事業という形での支援は、平成24年3月31日をもって一旦終了することとしました。

 今後は、被災地の動向を注意深く見守りながら、被災者の心に寄り添うことに努め、被災された地域や人々が真に必要としている支援は何かを見極めたうえで、本町ができ得る支援を考えていきたいと思っています。

 最後になりましたが、本事業を成し得たのは、ひとえに、皆様の善意によるご協力の賜物であると、心から厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも引き続きご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

三木町長 筒井 敏行


事業実績(PDF:73KB)

事業収支報告(PDF:74KB)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)


教育総務課 総務係
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3313

PAGE TOP