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希少糖に関わる「ひと」たち 〜希少糖にとことん情熱を注ぐ者たち〜

政策課 : 2014/09/29

ここでは、希少糖に携わる「ひと」たちを紹介します。

小蓑ズイナーズ

三木町の小蓑地区には、通称「小蓑ズイナーズ」という、希少糖に携わる地元住民たちがいる。

平成17(2007)年に三木町の廃校を利用してできた「希少糖生産技術研究所」。
そこには、平日の昼間、60〜80代のお年寄りが集まり、
白衣を身にまとい、
器用にハサミやピンセットを操り、シャーレに入った特殊な寒天にズイナの幼い苗を黙々と移植。
移植が完了したものには、シャーレに自分の名前を書いたシールを貼付け、培養室にて経過を観察することとなる。
中には、カビが生えてしまい、失敗することもあるが、めげずに、前向きに次はどうすればうまくいくかを考察している。

ズイナーズ写真1 小蓑ズイナーズ写真2

みんなを見守る希少糖生産技術研究所の依田さんは、
「ひとつひとつの作業を教えているときも、いつも真剣に話を聞いて、真剣に取り組んでもらえる。だから、私は、このひとたちのすることに責任を持とうと思う。」
また、
「みんな、始めたときよりも明るく楽しく、元気に、いきいきとした顔をしている。」と語る。


ズイナーズ写真3

いい人たちが集まり、いいものができ、みんながひとつの目標に向かっている。
もちろん、毎日、楽しく。

希少糖の普及は、商品化や実用化だけが目標ではない。
希少糖という地域資源は、ここでは地域に支えられながら、地域の中に生きている。


何森特任教授は語る。
「地球上に存在する植物は20万種以上、ズイナもそのひとつ。
ズイナという植物は、ひとりぼっち。
でも、
『ひとりぼっちもいいもんだ。』と思っています。
そして、
希少糖と聞いたら小蓑ズイナーズを思い出し、『年をとるのもいいもんだ。』と思ってほしい。」と。

ズイナ・希少糖が教えてくれている。

教育を通じた希少糖に対する「知識」・「意識」の向上、そして、ひとりぼっちのズイナを教育施設のあった小蓑からズイナーズの人たちとともに光をあてたい。
そんな思いが伝わってくる。


ズイナーズ写真4

〜希少糖の木 「ズイナ」〜
植物には一般的に砂糖、ブドウ糖、果糖などが含まれていますが、ズイナには、D-プシコース、アリトールという希少糖が含まれています。世界中の植物の中で、現在のところ希少糖D-プシコースが多く含まれている植物はこのズイナのみと報告されています。

〜小蓑ズイナーズ〜
高齢化・過疎化が進んでいる小蓑地区の活性化をめざして、(公財)かがわ産業支援財団の農商工連携ファンドの支援を受け、ズイナの培養に取り組んでいるのが、平均年齢約70歳で構成される小蓑ズイナーズです。山南営農組合と連携をとりながらすすめており、メンバーは現在12人です。

 ○希少糖生産技術研究所について、詳しくはコチラから★ 
 ○山南営農組合について、詳しくはコチラから★
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