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管理栄養士の食育LIFE通信

健康福祉課 : 2016/12/01

上手なお酒との付き合い方

 今年も残すところ1ヶ月を切りました。年末が近づくと、忘年会などでお酒を飲む機会も増えますね。「酒は百薬の長」と昔から言われているように、適度な飲酒は疲労の回復やストレスの解消、人間関係を円滑にするなど、私たちにとってプラスの作用もあります。一方、飲酒量が過度になると、肥満、肝臓病、がんなど生活習慣病のリスクが高まるだけではなく、急性アルコール中毒、アルコール依存症などが発症しやすくなります。上手にお酒と付き合いましょう。

お食事のポイント

  • 飲酒の適正量とは

 適度な飲酒は、1日当たりアルコール量20g程度です。女性はアルコール代謝能力が低いため半量の10gが目安です。しかし、アルコールの分解には個人差があります。生まれつきアルコールを処理するための酵素(アルデヒド脱水素酵素)が欠けていたり、酵素の働きが弱っていることもあります。また、体調が良くないときや空腹などの時はお酒を飲むことはおすすめできません。

<1日のアルコール適正量(アルコール20gの目安)>
ビールなら   ・・・中ビン1本
発泡酒なら   ・・・ロング缶1本
ウイスキーなら ・・・ダブル1杯
日本酒なら   ・・・1合
焼酎なら    ・・・0.6合
ワインなら   ・・・グラス2杯
缶チューハイなら・・・350ml缶1本

  • 一緒に食べたいもの

 料理やつまみのポイントは栄養バランスが保たれるようにすることです。肉類、魚介類、大豆製品、卵類、乳類を多く含む食品、野菜の多い食品、飯・麺類なども選び、アルコールを含め適正な摂取量の範囲で摂ることが理想的です。冬場は鍋料理をつまみにすると、多くの種類の食材を上手にとることできます。

おすすめレシピ

  • 爽やかレモン鍋

○材料(2人前)○
レモン  1個
白菜   1/8個
長ネギ  1本
しめじ  1パック
大根   1/4本
昆布だし 5カップ
A・・・鶏ももひき肉 150g
  長ネギ    10g
  水      大さじ1/2
B・・・オリーブオイル 大さじ2
   塩・コショウ  少々

○作り方○
1 レモンを薄切りにする。白菜の茎は長さ5cmのそぎ切りに、葉はざく切りにする。長ネギは長さ2cmの斜めに切る。しめじは石づきをとり、食べやすい大きさに切る。大根は短冊切りにする。
2 Aをよく混ぜ合わせる。
3 鍋に昆布だしをはり、火にかけ、白菜、大根、長ネギ、しめじを入れる。2をスプーンで丸めながら鍋に入れる。
4 約5分火にかけ、火が通ったら、鍋の表面に薄切りしたレモンを敷き詰める。
5 混ぜ合わせたBにつけていただく。


爽やかレモン鍋

○おすすめポイント○
普段食べなれた水炊きも美味しいですが、オリーブオイルを使った洋風鍋はいかがでしょうか。レモンに含まれるビタミンCは抗ストレス作用があり、年末でお疲れの方におすすめです。ビタミンCは水に溶けやすく、加熱に弱い栄養素なので、レモンは仕上げにのせ、早めに食べましょう。

 お酒は週に2日は休肝日を設けるなど、正しい知識と適量でつきあうことが大切です。休肝日を設けることによって、以前よりも少ない量で酔えるようになり酒量も減らせます。上手にお酒と付き合い、気持ちよく新年を迎えませんか。
 

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