管理栄養士の食育LIFE通信
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旬を楽しむ ~ブルーベリー~
ブルーベリーはアメリカやカナダが主産地ですが、低木で家庭でも育てやすいことから日本でも人気がある果物です。さわやかな甘酸っぱさが人気で、乳製品とも相性抜群です。ジャムや冷凍などの加工製品を含めると、私たちの身近な果物のひとつになっています。
ブルーベリーの栄養価
ブルーベリーは小さいですが、栄養が豊富です。ブルーベリーに含まれているアントシアニンには、目の機能を回復させる効果があると知られています。また抗酸化作用があり、身体がサビつくのを防いでくれる作用もあります。糖質は100gあたり約9.6gで、他の果物に比べても少なめです。皮を剥かずにサッと食べられて朝食やおやつにおすすめです。
選び方と保存方法について
ブルーベリーは収穫後、時間とともに栄養価が落ちていきます。生のものが手に入った場合、すぐに食べる分以外は早めに冷凍するのがいいです。新鮮なうちに冷凍すれば長く楽しむことができます。
<冷凍するメリット>冷凍ブルーベリーは生のブルーベリーと比較して、栄養価が損なわれるどころか、栄養価が高くなります。理由としては、皮の細胞が壊れて吸収率が上がるからです。皮部分には多くの食物繊維が含まれていますが、皮細胞が壊れても食物繊維の量は変化しません。
かんたんレシピ
〇ブルーベリーバナナスムージー〇
<材料> ~2人分~
ブルーベリー(生を一度冷凍させたもの)100g
バナナ1本 牛乳(豆乳でもOK)300ml
無糖ヨーグルト45g(大さじ4)
<作り方>
(1)ミキサーに冷凍ブルーベリー、バナナ、牛乳、ヨーグルトを入れて攪拌する。
(2)コップに注ぎ、ブルーベリーを上に飾る。
・自家製のブルーベリージャムやソースを作るときも、一度冷凍すると加熱時間が
短くて済みます。その際には解凍せずそのまま加熱してOKです。
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