『ridere（リデレ）』…ラテン語で『笑顔』
そのお店の名前の通りいつも豪快に笑っているのは、店主の香西和花さん。
なんと５人の子どものお母さんです。
香西さんも私と同じ三木町生まれの三木町育ち、生粋の三木町民なんです。

宝文堂カフェ

　安達宝文堂といえば、昔から町の本屋さんとして親しまれてきました。
　最近では主に学校の教材を取り扱っている印象ですね。
　そんな安達宝文堂が、１年前の６月９日に絵本とおもちゃとこどもカフェ『ridere5』をオープンしました。
　真っ白いお店の扉を開けると、「ただいまー」と思わず言ってしまうわが家のような玄関。
　そして靴を脱いで階段を二階に上がると、目の前にはソファーと子どもの遊びスペースが。
　「お店に子どもを連れてランチに来ても、お家のリビングで過ごすようにくつろいで欲しい。」と香西さん。
　お母さんも子どももホッとできるスペースを作りたかったと言います。
　ここならまわりを気にせず、ゆっくりランチをしてのんびりお茶を楽しめそうですね。子どもたちはすぐ近くで遊んでいるのでお母さんもお父さんも安心です。

腸活ランチ＆腸活スイーツ

　このカフェの特徴はなんといっても『腸活ランチ＆腸活スイーツ』です。
　昔から健康オタクだったという香西さん、健康について追及し、たどり着いたのが、腸内環境を整えること。
　腸は第二の脳ともよばれ、幸せホルモンとして知られているセロトニンの大半は腸で作られているのです。つまり、腸の健康は心の幸せ。
　発酵調味料を使用した手作りのランチに身体も心も喜びます。
　ごはんは十五穀米で、ハンバーグには玉葱麹、からあげには醤油麹と言うように、さまざまな麹を使用しているそうです。
　おいしく食べて、健康にもなる。なんて幸せなんでしょう。一人で食べたい小さいお子さまには、オムライスもありますよ。
　お勧めは、『きなこ甘酒麹パフェ』です。なんと、きなこアイスも甘酒クリームも、グラノーラまで自家製のこだわりなんです。甘酒の優しい甘さとグラノーラのザクザク感がたまりません。
　まさに罪悪感のない腸活スイーツ。
　これぞ！このお店のコンセプトが全て詰まってます。

これから

　「前回も好評だった腸活ランチやスイーツ＆腸もみやリラクゼーションのイベントもどんどんやっていきたい。健康について考えて、食べて体験して、身体も心も癒されて、腸活の大切さに気付くきっかけになってくれたら嬉しい。」と香西さんは話してくれました。
　子どもからお年寄りまで、みんなが笑顔で集える場所になりそうですね。
　『ridere』

Information

安達宝文堂・絵本とおもちゃとこどもカフェ『ridere5』
三木町大字平木１7番地
電話番号　080-4900-2964
定休日　日・月・火・水曜日・祝日
営業日　木・金・土曜日　10時〜15時
腸活ランチは11時30分〜13時30分（L・O）

執筆者　三木町町民レポーター　谷岡　美雪（たにおか　みゆき）

三木生まれ、三木育ち、三木在住の三木大好きな２人の娘をもつママです。
三木町で出会った魅力ある人や、お気に入りの店を紹介していきたいと思っています。