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紡ぐ想い、歩む軌跡

政策課 : 2023/08/18
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 皆さん、三木町の姉妹都市、北海道の七飯町をご存じですか?
 三木町と七飯町は平成11年10月に姉妹都市提携を結び、今年でなんと24年になります。
 七飯町は函館市の北に位置し、車で約15分ほどで函館空港に到着すること(三木町と高松空港との位置関係に類似)、両町の人口規模が似通っていることなどから、姉妹都市となり、教育・スポーツ・観光・文化振興など、さまざまな分野で交流を進めてきました。

七飯町ってこんなところ

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 まず、七飯町の魅力を一言で表現すると、何と言っても雄大な自然です。
 町の北にある活火山で有名な秀峰駒ヶ岳と大沼・小沼などが広がる大沼国定公園は町のシンボルと言っても間違いないでしょう。国内からだけでなく、海外からも観光客が押し寄せます。キタキツネやエゾシカ、エゾリスなど北の大地ならではの動物たちと遭遇できるかも…?


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 4月下旬から11月中旬ごろまで開通する「城岱(しろたい)スカイライン」を通り、頂上付近にある城岱牧場から眺める景色も絶景です。夜景として有名な函館山ですが、ここ城岱牧場から眺める函館方面の景色も、函館の「裏夜景」と言われるなど、星屑を散りばめたようにキラキラ輝く街並みを楽しむことができます。函館山山頂から眺める「表夜景」とセットで楽しむのもいいかもしれませんね。

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 そして、もう1つお伝えしたいのが、北海道新幹線です。平成28年3月にJR新青森駅と新函館北斗駅を結んで開通した北海道新幹線ですが、令和12年度には札幌まで延伸され、函館⇔札幌間がたった1時間15分程で行き来できるようになる予定です(現在はJRで4時間かかります)。


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大人も子どもも楽しむ生涯スポーツ

 姉妹都市締結後、スポーツ(野球、サッカー、剣道、柔道など)を通した交流も盛んに行われています。そのうちの1つ、『ミニバレーボール』(通称『ミニバレー』)を紹介したいと思います。
 北海道の大樹町が発祥のミニバレーですが、七飯町では子ども会やPTA、そして、町主催の交流大会など、広く楽しまれています。

 ミニバレーですが、実は三木町でも楽しむことができるんです。
 今から10年ほど前にさぬき三木スポーツクラブのメンバーが七飯町を訪れ、七飯町のスポーツ推進委員からルールを教わり、町主催の町民大会にも参加しました。その後、当時のメンバーが中心となってサークルを立ち上げ、現在は週2回町内の体育館で活動しています。
 三木町スポーツ推進委員の長尾隆広さんにミニバレーの魅力を伺ってみました。
 「ミニバレーは、ボールが当たっても痛くないし、バレーの経験がなくても、みんなが一緒に楽しめます。下は小学生、上は80歳を超える方まで一緒に汗を流しています。三木町では上手になる事よりも楽しむ事をモットーにしています。さぁ、あなたもやってみましょう!」

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文化活動を通じた交流の輪

 両町は文化活動においても交流しています。
 写真愛好家グループの「アイラブ三木」が平成27年に七飯町へ行き、大沼周辺を中心に冬の風景撮影を楽しみました。三木町では見ることが少ない雪景色、動物たちに目を奪われながら、シャッターを押す姿がとても印象的でした。
 また、平成29年には七飯町の洋裁サークルが来町し、三木町のパッチワークサークルとの交流や、池戸公民館での展示会の開催など、交流を深めました。
 洋裁サークル代表の近藤洋子さんは、
「パッチワークサークルさんとの交流はいろいろな面でとても興味深いものでした。これがご縁で文化祭にはお互いの作品を展示することができました。」
と、当時を振り返ります。


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親交深まるホームステイ交流事業

 そして、20年以上も前から、小学生のホームステイ交流事業を実施しています。コロナ前までは、夏に七飯町の子どもたちが三木町へ、冬に三木町の子どもたちが七飯町へ行き、お互いの文化や生活に触れ、ホームステイを楽みました。出会った頃はちょっぴり照れくさそうな子どもたちもすぐに打ち解けて、最後には一生忘れることができない大切な親友ができ、再会を誓うのでした。



  • 参加者からのコメント

コメント(1)

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  • 家族からのコメント

篠田崇太さん(母) 
「4年前交流事業に参加した息子は、5年生でした。安心して送り出せたのは、三木町や七飯町の人がサポートしてくださったからです。今もホームステイ先の人とは繋がっていて、三木町、七飯町の産物を送り合うなど、交流をしています。三木町からいただいた小原紅早生のみかんがおいしすぎて衝撃でした!テレビで三木町が出ると、いつも食い入るように見て、必ず交流事業の話をする楽しそうな息子を見て、交流事業に参加して素晴らしい経験ができたと思っています。」

谷岡青空さん(母)
「交流事業で七飯町へホームステイに行った娘。七飯町から三木町の帰ってきた時、いつもは讃岐弁ばりばりの娘が、ちょっと七飯町の方言が混ざってて、すごく楽しかったんだなってすぐに分かりました。ホームステイ先のご家族、七飯町のみんな、そして三木町役場の職員さんに感謝の気持ちでいっぱいです。七飯町と三木町。遠く離れているけど、また絶対会いにいくけん!」




 コロナ禍で人との交流が制限される日が長く続きましたが、ようやく少しずつ日常を取り戻してきました。
 来年、三木町と七飯町は姉妹都市締結25周年を迎えます。

 再会 そして、更なる交流へ向けて、両町の軌跡は続いていきます。


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執筆者 三木町町民レポーター H・Y

田んぼで鳴り響くカエルの大合唱🐸慣れると心地よく聞こえてきます♪
まだまだひよっこ三木町民ですが、三木町がもっともっと元気な町になることを願っています。


政策課 広報統計係
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