皆さんは2022年の改正道路交通法の施行後、四国で初めてとなる19歳のタクシー運転手が三木町から誕生したのはご存じでしょうか。
　これまでは21歳以上で普通免許保有歴が3年以上ないと第二種免許は取得できませんでしたが、運輸業の深刻な高齢化・人手不足を背景に、免許の取得要件が緩和され、最短19歳から特例講習を受講することで第二種免許が取得できるようになりました。
　今回は三木タクシー株式会社に勤務する、全国的にもまだ数少ない19歳ドライバーの大森喬介さんに取材をさせてもらいました。

運転手になったきっかけ

　大森さんがタクシー運転手になったのは、仕事を探していた時に三木タクシーの社長から声をかけてもらったことがきっかけだそう。働き始めてから約半年になり、「コミュニケーションを取ってお客さまに喜んでもらえる」ことが働きがいになっているそうです。また、お客さまから三木町の歴史など地域の魅力を聞くこともあり、そういった会話が楽しいと言っていました。
　私は、話しやすい大森さんの人柄だけでなく、円滑なコミュニケーションを大事にし、相手に喜んでもらいたいという想いが、老若男女問わず人を惹きつける大森さんの魅力だと感じました。
　最後に同世代の方へメッセージを聞いたところ、「仕事も遊びも、きっかけがあればいろいろ挑戦して欲しい。自分の意見と意思を持って働いたほうが楽しい。」と話してくれました。

取材を終えて

　今回大森さんの話から、若い人材が頑張って働き、地域の活力の一助になっていることは、企業をはじめ、私たち町民にも元気を与えてくれる明るい話題であると感じ、改めて三木町の良さを認識しました。
　今後も同じように三木町で活躍する若い方に注目し、積極的に発信していくことで、新たな人材が集まり、これからの三木町の未来を担って欲しいと思いました。
　今後もよりいっそうの活躍を願っています！

Information

三木タクシー株式会社
〒761-0703　三木町大字鹿伏335番地４
電話番号　0120-898-183
ＦＡＸ　　087-898-8183

執筆者　三木町町民Reporter　蒲生　宰実（がもう　おさみ）

　生まれも育ちも三木町です！現在家族５人で生活しております。株式会社UMOGA（ウモガ）でのぼり旗や暖簾を製造販売しており、自営業ということもあって三木町の会社を中心にご紹介したいと思っています。

【ＨＰ】https://www.nobori-noren.com/