旬を楽しむ　〜カリフラワー～

　原産地は地中海沿岸と言われているアブラナ科のキャベツの仲間です。ブロッコリーと同じように蕾（つぼみ）を食べます。真っ白な花蕾（からい）としっかりとしたした歯ざわりが特徴のカリフラワーは蕾（つぼみ）だけでなく、茎にも栄養が豊富です。

カリフラワーの栄養価

　レモンに匹敵するくらいのビタミンCを含み、加熱しても失われにくいという特徴があります。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、免疫力を高める効果が期待できます。細胞をつなぐコラーゲンの生成にも関与しており、美肌づくりにも優れています。食物繊維も豊富で、腸内にたまった老廃物を排除して腸内環境を整えます。

選び方と保存方法について

　蕾（つぼみ）がこんもりとして、硬く締まっているものを選びます。カリフラワーは鮮度が命なので早めに使い切ります。生のままラップに包んで冷蔵するか、固めに下茹でをしてラップに包んで冷凍します。

おすすめレシピ

　おすすめレシピ
〇カリフラワーと白身魚のスープ〇
＜材料＞（2人分）
カリフラワー1/4株、玉葱1/4個、じゃが芋小1個、
マッシュルーム4個、白身魚（鱈）100g、にんにく1かけ、
小麦粉適量、オリーブ油小さじ2、牛乳1カップ、
水１と1/2カップ、コンソメ1/2個、塩こしょう適量

＜作り方＞
(1)カリフラワーは食べやすい小房に分ける。じゃが芋は一口大に、玉葱は薄切りに、マッシュルームは半分に切り、にんにくはみじん切りにしておく。
(2)白身魚は一口大に切り、塩こしょうを少々ふり、小麦粉を薄くまぶしておく。
(3)鍋にオリーブ油小さじ1を入れて熱し、白身魚の両面をさっと焼いて取り出す。
(4)(3)の鍋にオリーブ油小さじ1を足し、にんにくと玉葱、じゃが芋、マッシュルームを入れて炒める。玉葱が透明になってきたら、水1と1/2カップとコンソメを入れて約15分煮込む。
(5)カリフラワーと(3)の白身魚も加えてさらに５分ほど煮込む。そこに牛乳を加えて沸騰させない程度の火加減で煮て、塩で味を整えたら最後にこしょうをふる。