三木町井上にある たまご専門店「danran」を営む、農事組合法人東山産業代表理事の志渡 聡一郎さんにインタビューしました！

　danranでは、安心安全で新鮮なたまごを使用した商品を多数販売しています。カフェも運営しており、たまごかけご飯やパンケーキなど、たまごを味わえるメニューが豊富に用意されています。

▼ 販売スペースとカフェスペースに分かれており、
　販売スペースには色鮮やかなパッケージに包まれた商品がたくさん並んでいます。

▼ 明るい店内でゆっくりとたまごを味わうことができます♪

Ｑ：たまごの新鮮さを保つためにされていることは何ですか？

Ａ：在庫管理とにわとりの世話です。新鮮なうちに出荷できるように、基本である在庫管理を徹底しています。たまごのおいしさは、にわとりが食べるエサに大きく影響を受けます。そのため、にわとりの健康に気を遣いながら、どのようなエサを食べさせるかを考えています。

　これだけをやれば実現できるということはありません。さまざまなやり方を試してみて、うまくいったやり方を基本とし、一つひとつ丁寧に取り組むようにしています。

▼ danranこだわりたまごがズラリ！

Ｑ：人気メニューは何ですか？

Ａ：お持ち帰りの商品ではシュークリームやプリン、季節の商品（秋ならさつまいもと栗、もう少ししたらいちご）を購入する方が多いです。カフェではたまごかけご飯やパンケーキが人気です。

▼ ショーケースにはプリンやシュークリームなどが並び、お土産にぴったりです！

Ｑ：新商品を開発するときのポイントや、どれぐらいの頻度で出しているのかを教えてください。

Ａ：お菓子はし好品なので味がおいしいということが大事です。また、このお店で提供するカフェメニューはここでしか食べられないもの。そして、お土産菓子はある程度長期で保存できるものがいいなという考えのもと開発しています。

　新商品はその時々の状況を見て開発を進めています。頻度としては、季節ごとに出してくのが理想なので、春夏秋冬と季節のスイーツは果物を中心に開発していくことが多いです。もうひとつは、お土産菓子として利用していただけるスイーツを開発したいと考えています。

Ｑ：今出ているメニューで一番の自信作はどれですか。

Ａ：一番の自信作はパンケーキですが、思い入れのある商品は一番苦労したシフォンケーキです。米粉１００％で作っており、たまごもアピールしていますが小麦粉を使わないところが大変でした。小麦粉はグルテンが含まれており膨らみやすいのですが、米粉にはグルテンが含まれていないので、ただ混ぜて焼いただけでは膨らみが十分ではありません。

　理想の膨らみを実現させるために何回も試作を繰り返してできた商品なので、このシフォンケーキも自信作と言えると思います。

▼ danranの自信作、シフォンケーキ

Ｑ：danranが会社全体でめざしている目標は何ですか？

Ａ：地域にある会社なので地域が発展していき、地域の皆さんの生活も豊かになって欲しいという思いがあります。また、会社で働いている皆さんの幸せや生活の豊かさを実現したいということも大事な目標です。

Ｑ：三木町の魅力はなんだと思いますか？

Ａ：いろいろあると思います。まず、田園風景が広がっていて落ち着いており、山の紅葉や虹の滝など楽しめる場所も多いです。また、わたしたち（たまご農家）やいちご農家さんなど、特徴ある農業も多く、お米は「おいで米」などもあります。そして、何より生活がしやすいと思います。

　わたしたちもカフェでたまごソースがかかったソフトクリームをいただきました。とても濃厚で、たまごソースはほんのり甘くてソフトクリームとの相性がとてもよく、おいしかったです！
　また、焼きドーナツも買って帰りました。たまごの味がしっかり感じられる優しい味で、こちらもとてもおいしかったです。何度でも食べたくなります。

　新鮮なたまごとおいしいスイーツ。ランチも素敵なメニューがそろっています。ランチやおやつに、みなさんもdanranに足を運んでみてください♪

Information

【たまご専門店 danran】
三木町大字井上８２０番地１
電話番号　０８７-８１４-３５１１
営業時間　１０：００〜１８：００
定休日　水曜日

執筆者　三木町町民Reporter　三木高校流通系列

　わたしたちは簿記や電卓、マーケティング、ビジネス情報などの商業科目を学んでいます。学習の一環として商品開発やイベント企画、運営、三木町小蓑地区のホームページの作成など、さまざまなことに取り組んでいます。