香川県を支える会社をめざして
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株式会社一(はじめ)配管土木代表取締役社長の桑田一彦さんにインタビューしました!
Q:会社ではどんな業務をしていますか?
A:キッチンやトイレなどの水回り設備の設置やメンテナンス、給排水管の造成工事、公共工事の下請けや外構工事などの民間工事も行っています。
Q:従業員数は何人ですか?
A:全員で9人在籍し、現場で作業を行う人が5人、事務員が2人です。
Q:社名の由来を教えてください。
A:わたし(桑田氏)の名に使われる「一」の文字は、3人の息子にもすべて共通しています。また、親しい従業員とその父、さらには息子さんの名にも「一」の文字が使われており、会社を始めるにあたっては縁深い「一」の文字を入れ、大切にしたいと考えるようになりました。
Q:仕事を始めようと思った理由は?
A:バブルの名残があった就職当時、建設土木業は羽振りが良く、周囲が豊かな生活をしていることに引かれてこの世界に飛び込みました。
しかし、予想を上回る激務に、いつ辞めようか・・・とも毎日考えていましたが、日々業務をこなしていくうちに仕事の面白さを感じ、できることも増え、2年ほどで現場を任せられるようになりました。
会社を立ち上げて6年となりますが、3年目あたりから受注率が増え、できる仕事内容も増加し、しっかりとした組織のある会社として軌道に乗り、今に至ります。
Q:仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
A:子どもたちをはじめとした家族や従業員を守り、生活が潤うような賃金が出せる会社づくりを目標としています。
責任感のある従業員が多く、現場は任せているので、自分は社長として営業に力を入れ、利益の追求を行っています。
Q:建設業の魅力を教えてください。
A:夏は40℃以上の炎天下の中で熱中症と戦いながら、冬になれば凍える屋外での作業など、綺麗ごとだけでは語れない業界ですが、家・道路や水道設備など、生活に欠かせないライフラインを整備したことに対する達成感や満足感を味わうことができます。
「この道路は自分たちが造った!」と胸を張って言える建設業は、誇りを持てる仕事だと思います。
Q:三木町の魅力はどこにあると思いますか?
A:高松市へのアクセスが良く、静かで過ごしやすいところだと思います。自然が多く、夏は市街地より涼しくなるのが早く、冬は山に囲まれた静寂感が好きです。昼間はにぎやかな市街で過ごし、夜は静かに家族とくつろげる。ベッドタウンならではの魅力だと思います。
Q:企業としての社会的役割や誇りはありますか?
A:信頼される地元企業をめざし、また、地域社会への貢献なども目標に掲げ、会社としてSDGs宣言を策定しています。
特に町内での水道トラブルには迅速な対応を心がけており、年間10回以上は緊急出動するなど、地域に根ざした会社づくりを行っています。
Q:これからの目標を教えてください。
A:これから入ってくれる社員の育成に力を入れたいと思っています。新しい力で会社を太くしていくことが目標です。
業務や資格取得は大変だと思いますが、長い時間をかけて育て、社員が希望を持てる会社にしていきたいです。




Information
【一(はじめ)配管土木】
住所 三木町大字氷上616番地2
代表取締役社長 桑田 一彦
執筆者 三木町町民Reporter 三木高校流通系列
わたしたちは簿記や電卓、マーケティング、ビジネス情報などの商業科目を授業で学んでいます。学習の一環として、企業とコラボした商品開発やイベント企画、運営、三木町小蓑地区のウェブサイトの作成など、さまざまなことに取り組んでいます。
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302