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『平井小学校3年生 餅つき体験』

政策課 : 2021/09/07

ぺったん!ぺったん!

風もなく穏やかに晴れた12月。
澄んだ青空に響き渡るのは、杵で石臼をつく音。
そう。みんなが大好きなお餅をつく音。
餅つきをしているのは、平井小学校3年生の子どもたち。
蒸したもち米を石臼に移し、こねた後、お餅をついていきます。
『ぺったん!ぺったん!』

平井小学校3年生の子どもたち

男の子も女の子も、
体の大きな子も小さな子も、
重たい杵を力いっぱい振りかざします。
たまに石臼にあたることも。
でも大丈夫。みんな笑顔でとても楽しそう。
なぜならこのお餅はいつものお餅ではありません。
自分達で、田植え、稲刈りをして、愛情をいっぱい注ぎ込んだお餅なのです。

平井小学校3年生の子どもたち

待ちに待ったお餅との出会い

つき終えた餅はちぎって、丸めていきます。
「温かい!」
「美味しそう!」
「今食べたい!」のを我慢して、
ひとつひとつ丁寧にお餅を丸めていきます。
大きいお餅に小さいお餅。
たくさんのお餅が出来上がりました。

ひとつひとつ丁寧にお餅を丸めていきます

6月に田植えをし、10月に稲刈り、そして12月ようやくお餅に出会えました。
つきたてのお餅を砂糖や醤油をつけて
「いただきま~す。」
ご厚意に甘えて私もレポートという名目で、試食させていただきました。
機械でついた餅とは違って、食感がよく、お米の味がしっかりと味わえました。
何より、子どもたちの想いが詰まったお餅は、特別でとても美味しく感じられました。
子どもからも
「米作りの大変さが分かって、味わって食べました。」と
食べ物の大切さも学んだようでした。

平井小学校3年生の子どもたち2
平井小学校3年生の子どもたち3

地域の絆

「田植え、稲刈り、餅つき、この3つの流れが体験出来るのは、県内でも数校しかありません。」
と平井小学校白井校長先生。
なぜならそれはたくさんの時間、手間暇、そして多くの人々の協力があってできることだからです。
これまで大獅子保存会会長の白井悟さん、副会長の高木良美さん、井上明風営農組合理事の髙尾壽一さんを中心に、地域の方々、平井小学校先生方、PTA役員、3年団の保護者の方々、親父の会に、大獅子保存会女子部の皆さんも加わり70名近くの人が集まりました。
そして、石臼をフォークリフトで運んできてくれた松涛さん。
ひとり、またひとりと集まって協力していく。
助け合い、そして絆は強くなっていきます。
この世代を超えた地域の絆を、いつまでも大切にしていって欲しいと願います。

大好きな三木町。子どもたちももっともっと好きになってくれると思います。

地域の絆
地域の絆2

執筆者:三木町町民Reporter 谷岡 美雪(たにおか みゆき)

三木生まれ、三木育ち、三木在住の三木大好きな2人の娘をもつママです。
三木町で出会った魅力ある人や、お気に入りの店を紹介していきたいと思っています。


政策課
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302

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