ホーム
「三木町を代表できる音楽家になりたい」～ソプラノ田井友香さん～

「三木町を代表できる音楽家になりたい」～ソプラノ田井友香さん～

政策課： 2021/09/10

音楽ホールに響きわたるソプラノ。
その歌声は美しいだけではなく、とても深く
瞬く間に人々の心をつかんでいきます。
そんな歌声の主、田井友香さんは三木町出身。
三木中学校、高松第一高等学校音楽科を経て、
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
同大学大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻3年を修了し
この春、香川でデビューリサイタルを開催されました。

受賞歴

田井さんは、学部3年次に安宅賞、卒業時に同声会賞を受賞。
第63回芸大オペラ定期公演『フィガロの結婚』にて伯爵夫人役で
本格的オペラデビューを果たします。

第37回飯塚新人音楽コンクール入選。
そして第35回香川音楽コンクール大学一般の部第1位。
小学校1年生からコンクールに挑んでいた田井さんですが
意外なことに、このコンクールが初めての1位にびっくり。
「ずっと1位を取り続けていたらここまでやっていなかったと思う」と。
負けず嫌いであったからこそ、人一倍努力をし続けてきたことが分かります。
このことは、私達に未来への希望を与えてくれたように感じました。
今は結果がでなくても、自分を信じて努力すればきっと願いは叶うと。

トレードマーク

田井さんといえば、トレードマークのおでこです。
歌を歌う時は頭のてっぺんから出すようにいわれるようで
おでこが広いとそのイメージがわきやすいと。
そうなんです。とてもおでこが広くて綺麗なんです。
大きな目に大きな口、そして広いおでこ。
まさに歌を歌う為に生まれてきたと言っても過言ではないと思います。

ソプラノの魅力とは

「歌詞に込められた詩人の気持ちを、そしてオペラにおいては登場人物の心情を
音楽にのせて表現するのが歌手です。
表現することでみんなの心を動かし、感動を与えられることが、
声楽の最大の魅力だと思います。」
田井さんは歌によって様々な顔をみせてくれます。
笑顔であったり、悲しそうであったり、時には険しくもなります。
感情を乗せて表現することで、みんなにも伝わり心にも響くのだと感じました。