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いい仕事しまっせ～グッドワーク～
三木町のために活動してくれている会社さんへ取材に行きました！
先日、三木町と災害時の協定を結んだ有限会社グッドワークさんです。
災害発生時、避難所に段ボールベッドやパーテーションを供給するという内容の協定です。いち早く災害時に役立つ製品が届くようにできるのは三木町にある会社だからこそです。
最新の機械
さっそく工場を常務の平井陽介さんに案内していただきました。
工場に入ると、大きい印刷機や裁断機などが並んでいましたが、その中でも数年前に導入された段ボールのＵＶ印刷機と裁断機を主に紹介してくれました。ＵＶ印刷機は版を使わず、紫外線で硬化する特殊インクを使用して、印刷する方法です。今までは3色までしか印刷できませんでしたが、この印刷機の導入でフルカラーの印刷が可能になりました。段ボールのような厚みがある素材でも印刷ができるため段ボールの印刷に適しているとのことです。香川県でも持っている会社は少ない機械です。
裁断機は設計図のデータをつくり、その通りに折り目や裁断をつける最新の裁断機でした。一枚一枚カットするのでサンプル作成や小ロットでの製作に向いているそうです。
ＵＶ印刷機や裁断機を使用して、避難所用段ボールベッドや防災パーテーションやＰＣＲ検査用パーテーション、飛沫感染防止パーテーションも製作されています。その他にも段ボールを組み立てて遊べる「くみくみダン」シリーズなど、こどもと一緒に楽しめる商品もオリジナルで製作されています。
平面から立体にするグッドワークさんの技術は驚きの連続です。
段ボールの可能性
段ボールについてこのように平井さんがおっしゃってくれました。
「今、廃プラスチックが問題なっています。プラスチックに変わり、段ボールは90％以上リサイクルができる環境に優しい素材です。捨てる時もリサイクルや焼却をしやすいです。そして、プラスチックやガラスに比べウイルスの菌なども付着しにくいです。また、段ボールは畳んだ状態で保管できるのでスペースの無駄がなく、軽いので持ち運びもしやすいのが特徴です。どなたでも簡単に組立てられるように設計していますので、必要な時に素早く用意することが出来ます。」
平井さんの話を聞いて、素直に段ボールすごい！と思いました。今まではみかん箱など梱包資材のイメージしかありませんでしたが、まさかＰＣＲ検査用パーテーションができるとは思ってもみませんでした。目の前で組立てて頂き、私も使用体験をしました。天井も花柄に切り取られておりビニールシートを利用して明かりが入るように工夫されて、青い長い手袋も取り外しできるようになっています。コロナで大変な時期に何かできる事はないかと行動されていることが素晴らしいと感じました。
その素晴らしい行動は社名にもつながっているのではないでしょうか。社名の由来を聞くと「いい仕事しまっせ」と一言で分かりやすく平井さんの父である代表取締役の平井信明さんが教えてくださいました。段ボールで相談する時はグッドワークさんに決まりですね。きっと、いい仕事してくれます。
最後に平井さんから三木町に対して一言いただきました。
「在住している方、故郷に戻って来られる方や三木町に移住される方に、少しでも魅力のある会社になって働きたいと思える会社にしていきます。これからも雇用を作り、人が集う町の手助けをしていきたいと思います。」
段ボール業界を牽引する会社が三木町にあります。これからからもグッドワークさんのご活躍に注目ですね！平井さん、お忙しい中、取材のご協力を頂き誠にありがとうございました。
infomation
■有限会社グッドワーク
〒761-0823 香川県木田郡三木町井戸1261-5
TEL：087-899-0399 FAX：087-899-1151
mail：good_work1997@ybb.ne.jp
事務所・工場住所：〒769-2304 香川県さぬき市昭和熊田1308-2
HP→ https://goodwork-kagawa.jimdofree.com/
執筆者：三木町町民Reporter 蒲生宰実（がもう おさみ）
生まれも育ちも三木町です！現在家族5人で生活しております。現在、株式会社ＵＭＯＧＡ（ウモガ）でのぼり旗や暖簾を製造販売しており、自営業ということもあり三木町の会社を中心にご紹介したいと思っております！ HP→http://www.nobori-noren.com/
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302
