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そこに道がある限り、一度は歩いてみたいと思い、そこに誰かがいる限り、一緒に歩いて行こうと思う。

政策課 : 2021/09/15

 数日前の雨予報を見事覆し、絶好のウォーキング日和となった2月23日。きてんまい田中(田中地区まちづくり協議会)では、第二回「やまあるき」を開催しました。
3歳から77歳まで約80名もの参加がありました。2回目ということもあり2割の方がリピーターさん。田中はもちろん、町外からの参加者も多くいました。

第二回「やまあるき」

8時半、田中公民館を出発し、農村レストランどんぐりころころ(小蓑)を目指し、約11キロの道のりをいざ!「ゴールまで歩けるかいの?」との不安の声もいつの間にか、みんなとの楽しげなおしゃべりに変わりました。今回は、昨年とは少しルートを変え、乃生、中蓮地区を経由したコースです。春にはシラウオが遡上したり、夏にはホタルが飛び交うという、きれいなせせらぎの川沿いの道を上ります。
まず目指したのは乃生にある「多田善最神社」。多田さん一族が作った神社だそうです。確かに三木町には多田さんが多いですね。この神社は鳥居をくぐって、上ではなく、下に降りて行ったところに本殿があるのも珍しいのでは。

参加者

ゆるやかな登り道を少ししんどくなりつつも、楽しい穏やかな雰囲気で歩いている時に目に留まったのが、道路わきに捨てられたペットボトルや缶などの捨てられたゴミたち。わざわざゴミを持ってきて捨てたようにも見えるほど、道路から下へたくさん捨てられている箇所もありました。どんな心理でここに捨てていくのでしょうか。「ゴミ袋を持って、きれいにしながら歩く企画もいいかも・・」という案も参加者から出され、そのような取り組みもしてみたいと思いました。
歩き始めて3時間過ぎ、ゴールの「どんぐりころころ」に到着しました。3歳の子どもはさすがに全部歩くのは難しかったですが、皆さん本当に最後までよく頑張っていました。「どんぐりころころ」では、山南営農組合の皆さんが作って下さったイノシシ汁とおにぎりの昼食。食材はほとんど地元小蓑産。そのおいしさは格別で、このために歩いてきたと言っても過言ではないぐらい。

楽しい穏やかな雰囲気で歩いている

更に元気のある人は虹の滝までもうひと歩き。いつ見ても、雄大な滝の姿に感動します。もうひとつツワモノは、帰りのバスに乗らずに、歩いて帰ったりと・・。
改めて、三木町には、いいところがまだいっぱい残っているのを実感。野鳥の声、小魚が泳ぐ川。目にまぶしい緑。どこか懐かしい里山の風景。これからの世代にも残していきたい「宝物」です。
今回の「やまあるき」も、多くの方々のご協力を得て無事に開催することができました。本当にありがとうございました。

さあ、次はどこを歩きましょうか?

集合写真

執筆者:三木町町民Reporter 溝渕 裕子(みぞぶち ゆうこ)

三木町出身。95年の阪神淡路大震災直後に神戸へボランティアに行き、そのまま被災障がい者支援のスタッフになる。神戸で18年間暮らしたのち、5年前に三木町へUターン。無農薬の米野菜の栽培と、介護の仕事や市民活動などをしている。ヤギ1頭、猫4匹、犬4匹も一緒に生活中。


政策課
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Tel:087-891-3302

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