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夢を追う人を応援する三木町

政策課 : 2021/09/22

三木町にレーサー「冨田自然」あり

学業のかたわら、サーキットでレーシングカートのトレーニングに励む三木町在住の少年がいます。香川高等専門学校1年生の冨田自然(あるが)君です。目指すは、ずばり「F1チャンピオン」。

(取材時:苦楽を共にしたお父さんと)

取材時:苦楽を共にしたお父さんと

モータースポーツに関わっていたお父さんの影響で、4歳から県内のサーキットに通うようになりました。親子で楽しめる趣味として始めたレーシングカートでしたが、徐々に頭角を現すように。小学4年生の時、年齢別クラスで優勝した出来事が彼のターニングポイント。夢に向かっての戦いが始まりました。

(カートを始めた頃の冨田君)

カートを始めた頃の冨田君

F1レーサーまでのステップ

そもそもレーシングカートとは? 極端に言えば「すごく速いゴーカート」。軽く小さな車体は、時速100キロを超えるスピードが出ます。狭いサーキットでの大勢のライバルとのバトルは、一瞬たりとも気を抜くことはできません。集中力、忍耐力、体力、判断力、持久力、瞬発力、フェアプレー精神のすべてが要求される「真のスポーツ」です。

レーシングカートは、F1レーサーになるための登竜門の一つ。カートの世界で実力が認められても、F1レーサーに到達するためには、幾多の狭き門をクリアしなければなりません。

レーシングカート

三木町でなら夢は叶う

努力と実力だけでF1レーサーになれるわけではなく、様々な現実的な問題が立ちはだかります。
海外を含めた各地で開催されるレースに参戦するには、四国は地理的なハンデがあり、移動で体力を消耗します。疲労のあまり新幹線で寝過ごしたことも。
また、遠征費を含めた活動費は、通常の家計でまかなえる金額ではありません。

そのような現実に直面する冨田君の夢を叶えたいと、2013年に、有志による支援団体「Aruga Support」が設立されました。資金面での支援に始まり、スポーツマンとしての冨田君自身の成長の見守り、モータースポーツの普及活動という役割も担います。日本一小さく人とつながりやすい香川県は、賛同者も集まりやすい土壌があります。
また、三木町独自の取り組みのひとつとして、夢を目指して活動する様々なチャレンジャーを支援する「ゆめ基金」という制度があります。冨田君のみならず、三木町は全力で活躍する人を直接的、間接的に応援し、実際に優秀なスポーツ選手や文化人を輩出しています。

有志による支援団体「Aruga Support」

様々な巡り合わせと、献身的な支援者、何より本人の頑張りにより、冨田君の夢は、着々と現実のものになろうとしています。大舞台でシャンパンを浴びる冨田君の姿が見られる日は近いかも。

冨田君

「三木町からF1チャンピオンを!!」

・冨田自然君の後援会「Aruga Support Kagawa / Japan」http://team-aruga.com/

・冨田君が通っていた香川県綾川町のサーキット「カートランド四国」http://kl-shikoku.jp/
レンタル車両があり、経験がない方も、手ぶらでレーシングカートという非日常を体験できます。三木町から車で40分。

・オフロード派の方は、三木町中心部から車で10分のダートコース「香川スポーツランド」へどうぞ。(〒769-2311香川県さぬき市造田宮西1965 TEL0879-52-6135)

レーシングカート

三木町町民Reporter 平田 昌三(ひらた しょうぞう)

妻ともども近畿地方から縁もゆかりもない三木町に越してきて十余年。2人の子供は三木町生まれの三木町育ち。なるべく同じような立場の方に参考となる情報(+α)をお届けするつもりです。


政策課
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302

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