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春の白山登り

政策課 : 2021/09/24

寒い冬が過ぎ、暖かい春がやって来た。時間の経過が早く、一年が過ぎた。春の三木町は、鳥の鳴き声が聞こえ、まるで春の降臨を告げているようだ。春といえば、一番楽しみなのは花見だろう!三木町もいろんなところで桜が咲いていた。


香川大学農学部から、白山の姿が見えた。桜が咲いている白山はピンク色に染められ、綺麗だった。思わず昨年初めて三木町にきたころのことを思い出した。昨年初めて三木町に来たときも、白山の桜が満開している頃だった。東京から来て少し不安だったが、桜が咲いている白山を見ると、不安がなくなり、穏やかな気持ちになった。「一度白山に登りたい!」という気持ちがあったが、残念ながら私は行けなかった。ようやく一年が経ち、桜が咲いている白山の姿がもう一度目に入った。「今回こそ白山に登る!」と決めた。


4月12日、天気が良かった。晴れわたる空に、白い雲が浮かんでいて、思わず夢に見た景色と重ねた。その日、私は友達と白山に登った。農学部から自転車で10分ほどで白山のふもとに着いた。途中、役場の前で桜が咲いていたのを見た。私は冬が苦手で、桜の花をみると、「ついに春が来た!」という思いが頭に浮かんだ。車が横切り、白山の方向に走っていった。あれはきっと花見に行く人々だろう。

白山神社鳥居

白山のふもと、白山神社の姿が見えた。実は白山に来る前に、私は白山神社の存在を知らなかった。神社が日本文化の代表で、私も明治神宮や稲荷神社など、有名な神社を訪ねたことがあったが、白山神社もピンク色に染まる桜に包まれとても美しかった。


私がそう思っていた間、花見に来た人々の車が次々と駐車場に入っていた。私たちも、白山の頂上に行くために、神社の階段を登り始めた。
神社の両側、「桜が風の中に踊っている」とある有名な漫画のシーンが現実に再現したようだ!私たちはそう思いながら、階段を登っていき、ついに神社の前に立った。神社の隣に、友達や家族連が桜の木の下に座り楽しんでお喋りをしていた。


山頂へとつながる階段が見えた。それは石で建てられたものではなく、ものすごく簡単な棒杭で作られた階段だったが、そのせいか山登りをするのはそう簡単ではなかった。それでも、私たちは迷わず登り始めた。白山に登りながらふもとに広がる景色を楽しんでいた。久しぶりの山登りで私はすぐ疲れを感じ、思わず休憩したいと思ったが、年配の登山者が元気な声で挨拶をしている姿が目に入った。「情けない、若者としては年寄りに負けたくない!」と思いながら山登りを続けた。そして私たちは疲れを感じながら頂上を目指した。


白山から見える建物や車、道路がだんだん小さくなっていった。模型みたいに小さな車が走っていて、子供の頃遊んでいたゲームを思い出した。本当に懐かしい風景だと思った。ようやく頂上に到着し展望台が現れた。ワクワクした気持ちで、私たちは展望台に向かった。展望台から三木町の姿が見えた。本当に綺麗だった。夕日で赤く染められた三木町は静かで、優しい感じだった。私はそういう景色に癒され、悩みも飛んでしまった。改めて三木町にきて良かったと感じた。これからももっと三木町を知るために、あちこち散策したいと思った。

白山からの景色

執筆者:三木町町民Reporter LU HAO(ろ こう)

こんにちは!ロ コウです。私は2016年に日本に来ました。現在は、香川大学大学院農学研究科で加工食品の抗発がんプロモーター活性とクロロフィル類の関連性について研究をしています。趣味はバトミントンやバスケットボールです。よろしくお願いします!


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