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白山から見た日の出

白山から見た日の出

政策課： 2021/09/24

中国からの留学生リイハンさん

初夏、白山の頂上で日の出を見るのは簡単なことではない。
友人と私はアパートの前で、4時30分に白山まで自転車で行く約束をした。街は静かで、道路には歩行者が少なかった。いつも、白山を通過するときは電車なので、地図を見ても白山への入り口を見つけるのに少し時間がかかった。すでに5時30分で、日の出前に山の頂上に到達できるかどうか心配した。
日の出を見ることを目的としているが、途中の景色も沢山見た。白山は木に覆われて、空気が新鮮で、途中で小動物も見られた。

山の中腹に登ったとき、私たちは山に登っている一人のおじさんに会ったので、一緒に山を登りながらおしゃべりをした。おじさんは白山に5年間登ることを続けていたことがわかった。１５分ほど後、小さな鳥居を見つけた。おじさんは、鳥居について、昔は白山に住んでいる山の神の住居だったと説明してくれた。私たちもおじさんのように、鳥居の前で祈りをして、鳥居を通った。鳥居の後ろは展望台である。私たちよりも早く山に登った人たちが運動していた。
おじさんは私たちが日の出を見ていると聞いた後、遠くを指して、太陽がすぐに出てくると言った。私たちは東方を見て、確かに雲の下に朝の光を見た。しばらくすると、太陽は雲から昇り、眠っている町を目覚めさせた。皆は日の出を見て、とても楽しかった。あの瞬間に、僕の頭に「始まりは青い色」という歌詞を思い出した。
我々の留学生活も始まったばかりなので、未来は無限な希望と可能性に満ちている。

ベトナムからの留学生ミーさん

私は3年前に三木町に来たことがあります。三木町では景色もきれいだし、料理も美味しいし、人も優しいですから、私の出身地のような賑やかな町にくらべて、三木町のほうがいいと思います。だから、日本の大学院で勉強できることになった時、三木町にある香川大学農学部に行こうと決心しました。田舎だと思う人もいますが、私にとっては、平和で、静かで、親しみやすい三木町です。
ここではもう10ヶ月も住んでいますから、いろいろな新しいことをやってみました。その中で、一番面白かったことは白山に登ったことでした。私の古里には山がないので、今回は初めて山に登りました。
その日、日の出を見たかったので、私は夜明けの前に出発しました。初めてだから、道に迷ってしまいました。でも、間に合って幸運でした。疲れましたが、夜明けを見たり、新鮮な空気を吸ったり、緑の木々を見たりすることで元気を取り戻せました。白山の上で三木町の全体の光景が見えました。本当にきれいです。
私は白山で桜と紅葉を見たいから、是非春と秋にもう一度登ります。

台湾からの留学生チョウさん

私は香川大学の農学部の留学生です。
三木町は伝統芸能である獅子舞が盛んなだけではなく、『東讃富士』と呼ばれて香川にとっては代表的である白山もあります。
初めて三木町の白山に登りました。白山の山頂から太陽が昇るところを見ることができます。それで、山頂に丸い太陽が乗っているようにも見え“三木町のおはよう”と呼ばれ親しまれています。素晴らしい一日のスタートを迎えて、感動の瞬間の数々を振り返って思い出に浸っています。
また、初めて会った現地の日本人と一緒に登りました。彼からたくさんの三木町の歴史と物語を詳しく紹介していただき、感謝しました。三木町のいろいろな知識を教えていただき非常に有意義な経験となりました。
最後に、三木町のきれいな白山と親切な現地の人も超好きです。

執筆者：三木町町民Reporter　香川大学農学部留学生

○ 李一帆（リイハン）

中国から来たリイハンです。現在、香川大学大学院「日本の食の安全の特別コース」で勉強しています。専門は食品衛生学です。日本での留学生活はもうすぐ一年間になります。最初の時、僕はこの知らない三木町の日常生活をとても心配しました。先生と友達に手伝っていただいて、現在はもう慣れました。三木町の皆さん、今後とも、よろしくお願いいたします。