メニューを飛ばして本文へ

サブページタイトル

いちごのまち 三木町

政策課 : 2022/02/18

県内トップの生産量

 冬から春にかけて、町内ではいちごの生産が盛んになり、収穫、箱詰め、出荷といちご農家さんは大忙しの時期です。春になるといちご狩りへ行ったことのある方もいるのではないでしょうか。
 実は、三木町のいちごの出荷量は町内合計で591.0tと、県内トップ。(令和2年度)
 三木町では主に、香川県で生まれた「さぬきひめ」と、全国でも生産地の少ない希少な「女峰」の2つの品種が栽培されています。そのどちらも県内トップクラスの出荷量を誇っており、さぬきひめは358.3tで県内2位、女峰は232.5tで全国でも1位。まさに「いちごのまち三木町」と言えます。

さぬきひめ

三木町から全国へ

 令和3年(1月1日~12月31日)の三木町へのふるさと納税のうち、いちごを返礼品とした寄付件数は、13,400件にのぼります。(冷凍いちご等いちご加工品も含む)※12.17以降のさとふるからの申し込み分については未集計
 東京、神奈川、大阪をはじめ日本全国から三木町のいちごを返礼品としてふるさと納税をしていただいています。
 

ハウス内の様子

全国から三木町へ

 ここ数年、三木町では毎年1~2軒のいちご農家さんが新たに独立しているといいます。三木町のいちごに惹かれ、8年前に三木町へ移住してきたのは大阪出身の萱野さん。三木町に来てから人とのつながりを強く感じるようになったというカヤノさんにお話を伺いしました。

萱野さんご家族

三木町だから続けられている

 三木町に来る前は、大阪で仕事をしていました。ずっとブラジルでサッカーをしていただけに、太陽の下で体を動かしながら仕事がしたいと思っていました。いろいろと模索する中で、香川県のいちご栽培に出会い、師匠の佐々木さん((有)SSK)に出会い、三木町でいちご農家になることを決めました。
 初めてさぬきひめを食べたとき、こんなに甘いのかとびっくりしました。実は、もともと、いちごの酸味があまり得意ではなくて…こんなに甘くておいしいイチゴなら!と思ったこともいちご農家になろうと思ったきっかけです。
師匠のもとで2年間、いちごについて一から学びました。師匠には何度も怒られました。一番怒られていたのは、僕じゃないかな(笑)
 独立するときも、独立してからも、周りの方たちにはたくさん助けられました。三木町の方たちは本当にあたたかく、面倒見の良い方たちばかりです。三木町だから、ここまでいちご農家を続けていられるんだと思います。
 

作業をする萱野さん

甘酸っぱーい!春を味わおう!

 今まさに、いちごの旬の季節!

 三木町で主に栽培されているのはこちらの2つの品種です。

 ぜひ、三木町産のいちごを味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

さぬきひめ

さぬきひめは、やや丸みを帯びたおむすび型のまるまるっとした形で、サイズは大きめです。光沢のある果肉は柔らかな食感で、ひと口食べれば果汁が多くみずみずしい味わいです。糖度が高くさわやかな酸味があり、甘く深みのある豊かな香りが口の中に広がります。香川県では最も多く栽培されている品種です。

 

女峰

女峰は、かつては関東を中心に出回っていた品種ですが、今では香川県をはじめ、全国でも数少ない生産地しかありません。果実は綺麗な円錐形であり、鮮やかな赤色で、カットしても中まで赤く美しい切り口をしています。甘みの中に酸味をしっかり感じられ、深みのある味わいです。

PAGE TOP