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小蓑で稲刈り＆柿の収穫！！

小蓑とは

　三木町の山間部に位置する小さな集落で、さぬき百景に選ばれた虹の滝や手入れの行き届いた棚田があります。春には桜、夏には蛍、秋には紅葉、冬には雪景色が見られる、自然豊かな場所で、小蓑の野菜やお米はとても美味しいです。今年からカフェもオープンし、小蓑のおいしいものを現地で味わったり、農業体験やBBQ、キャンプをしたりすることもできます。

稲刈り

　6月に植えた古代米の収穫をしてきました！普通のお米と違い稲の穂が黒色で、なんだか不思議な感じがしました。
　全員で鎌を持って手作業で収穫をしていきましたが、普段鎌を使う機会がないので、慣れるのに苦戦しました。収穫した稲は、１０株ほどにまとめて藁で縛り、竹竿に掛けていきました。この作業は稲架掛け（はさかけ）といって、根元の栄養を稲の穂にいきわたらせる役割があるんだとか！
　小蓑の方達の助言を頼りに、刈っては縛り、掛けるを繰り返して何とか竹竿一本分の稲を収穫することができました！２日前に雨が降ったことで、地面がぬかるんでいたので、生徒は服と長靴を泥まみれにしてしまい、おまけで次の日に筋肉痛がついてきました。

ヤギの餌やり体験

　昼食までに時間があったので、先日の夏祭りで名前が決まったヤギ達に餌をあげました！
　ヤギも葉っぱに好き嫌いがあるらしく、好きな葉っぱを食べているヤギに突進していくヤギもいました。普段は仲良しらしいんですけどね．．．

お昼ご飯！！

　待ちに待ったお昼ご飯です！毎回小蓑の食材を使った料理をご馳走してくれるので、とても楽しみにしています。
　今回はカフェ「サングリエ」で出されているイノシシカレーと、小蓑の水菜と大根を使ったサラダをご馳走してもらいました。
　カレーに入っていたイノシシの肉は全く臭みがなく、サラダも野菜が新鮮でどちらもとてもおいしかったです。しかも、サラダにかかっていたドレッシングは手作りで、希少糖入りの人参ドレッシングでした！今回も美味しいごはんを食べさせていただき、ありがとうございました！
　小蓑づくしのお昼ご飯、皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか？カフェ「サングリエ」は毎週土曜日午前１１時から午後２時までの営業です。

渋柿収穫！

　ご飯を食べて元気になったところで、次は渋柿の収穫です！
　今年は豊作だったようで、木の枝が垂れ下がるくらいたくさん柿の実がなっていて、持って行っていたカゴがいっぱいになるまで収穫しました！あまりにもたくさん取れてしまったので、１カゴ分いただいて学校で干し柿を作っています。

帰り際に．．．

　「どんぐりころころ」という食堂の横では、野菜などの直売を行っています。ピーマンや干しシイタケ、大根などが安く手に入り、むかご（ヤマイモの茎が肥大化したもの）といった珍しいものが置いてありました！私はピーマンと大根を買って帰ったのですが、どちらもおいしかったです！

最後に

　今回収穫したお米は１１月２３日に小蓑で行われる、「こみの収穫祭２０２２～体験マルシェ～」で食べることができますよ！めったに食べることができない古代米をこの機会にいかがですか？当日は、お餅つきやピザ焼き、野菜の収穫など、楽しみがいっぱいです！ぜひ、小蓑へ！

執筆者：三木高校流通系列

三木高校総合学科流通系列では、簿記や電卓、マーケティング、ビジネス情報などの商業科目を学んでいます。学習の一環として、地元の食材を使用した商品開発や三木町小蓑地区のホームページの作成など地域活性化にも取り組んでいます。