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獅子好き集まれ!!〜氷上獅子舞クラブ〜

政策課 : 2024/07/19

 三木町といえば「獅子の町」、そうイメージする人も多いのではないでしょうか。

 三木町史によると町内には50を超える獅子連があるそうで、夏になると、競い合うかのように町中の至る所から太鼓や鉦(かね)の音が聞こえてきます。そして、各神社でのお祭りを経て、10月の終わりには「獅子たちの里 三木まんで願。」が開催されます。

 獅子舞は三木町の風物詩である一方、活動する人が減り、後継者不足を理由に活動が途絶えてしまう獅子連もあるそうです。
 このような状況に危機感を覚え、新たな活動を始めたクラブがあります。
 「氷上獅子舞クラブ」です。

 当クラブは氷上地区の各獅子連で活動している大人たちが発起人となって活動を開始しました。


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 経緯をお尋ねしたところ、代表の亀井敬介さんは次のように答えてくれました。
 「どの獅子連も活動する人が減っており、後継者不足が深刻な問題となっている。特に子どもたちや若者の参加が少ない。これまでのような自治会や獅子連という枠にこだわらず、子どもたちが気軽に参加できる、そんなクラブがあっても良いのではないか。」

 獅子連で活動している子どもはもちろん、住んでいる地域に獅子連がない、獅子舞に興味があるなど、どんな子どもでも参加できます。
 自治会や獅子連の枠を取っ払い、自由に参加できるのは、とっても魅力的ですよね。


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 某日夜8時、三木町総合運動公園内の共同福祉施設(ゆーぱる三木)にお邪魔すると、大人と子ども合わせて約10人が各パートに分かれて活動していました。


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 少し脱線しますが、町内の獅子は大きく分けて、獅子の力強さと躍動感が特徴の「牡丹(ぼたん)くずし」、ゆったりとした動きの中に獅子の繊細な動きを丁寧に表現する「平(ひら)獅子」に分類されます。
 当クラブでは、どちらも演舞できます。

 取材させていただいた日は、両方の演舞を見せていただきましたが、太鼓や鉦の音の違いもさることながら、獅子の動きが全く違います。まるで別の生き物を見ているかのようでした。そんな体験ができるのも当クラブの魅力の一つかもしれません。
 
 この日参加していた小学生の子どもたちに話を聞くと、
 「獅子が楽しい。ずっと続けたい。」と、ハニカミながら口を揃えて答えてくれました。


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▲小さな子どもでも使いやすいように工夫されています


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▲大人が使うには、ちょっと慣れないサイズ感です(笑)


 当クラブは、第2・第4火曜日の夜7時30分から9時まで活動しており、地域のお祭りへの参加はもちろん、「獅子たちの里 三木まんで願。」でも演舞する予定です。

 亀井さんは、「今後は、イベントなどでの獅子舞披露はもちろん、見ている人が見るだけでなく、実際に太鼓や鉦に触れたり、演舞したり、双方向で楽しめる即興体験会のようなことができれば。」と意気込みます。

 地域の枠を超えて伝統を継承し、新しい風を吹き込む、氷上獅子舞クラブ。まずは気軽に足を運んでください。


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Information

氷上獅子舞クラブ
【活動場所】ゆーぱる三木(共同福祉施設)

☆詳しくは下記のInstagram、公式LINEからお問い合わせください!☆


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執筆者 三木町町民レポーター H・Y

田植え間もないこの時期、水面に映る青空が大好きです🐸
まだまだひよっこ三木町民ですが、三木町がもっともっと元気な町になることを願っています。


政策課 広報統計係
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302

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