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暖簾をくぐれば昭和レトロ!~駄菓子屋ふくや~
私が子どもの頃、近所にはワクワクが詰まった駄菓子屋がありました。学校が終わるとお小遣いを握りしめて駆け込み、お財布と相談しながら駄菓子を選んでは、友達と分け合って夕暮れまで近くの公園で遊んだものです。
時代の流れとともに姿を消しつつある駄菓子屋ですが、ここ三木町氷上に『ふくや』と書かれた暖簾が下がる素敵なお店があります(令和6年オープン)。駄菓子が大好きな私も、ようやくお邪魔することができました。
一歩店内へ足を踏み入れれば、そこはまるでタイムスリップしたかのような昭和レトロな空間。昔懐かしい駄菓子がズラリと並び、その数はなんと100種類以上!駄菓子だけでなく、レトロなメダルゲームや昔ながらのおもちゃ、雑貨もあり、期間限定でかき氷も楽しめます。
誰もがふらっと立ち寄れる場所に
店主の福家慎一さんにお店を開いたきっかけをお聞きしました。
「社会貢献・地域貢献を目的とした法人を設立し、地域活性化事業の一環として『駄菓子屋ふくや』を立ち上げました。小さい頃から駄菓子が好きで、子どもから大人まで、世代を問わず誰もがふらっと気軽に立ち寄っていただけるような場所になれば」という想いからスタートしたそうです。ちなみに『ふくや』という親しみやすい店名は、福家さんが県外で暮らしていた頃、なかなか正しい苗字で呼んでもらえなかった経験から生まれたちょっとした遊び心なのだとか。
店内を見渡すと、「あ、これ昔よく食べた!」「このお菓子、美味しかったよね」「昔は10円だったよね」と、大人の私でも小学生時代の懐かしい思い出が次々と蘇ってきます。スーパーやコンビニの駄菓子コーナーとは一味違う、子どもたちの好奇心とワクワク感をくすぐる空間が、ここ『ふくや』には広がっています。
「子どもたちには選ぶ楽しさを味わってほしいですね。それと同時に、自分で計算して買うというお金の勉強の場にもなればと思っています」
驚きの安さと、心に残る思い出づくり
さらに驚くことは、そのお手頃な価格帯。なんとあの「うまい棒」が税込み10円で購入できます!
「ただ駄菓子を買う場所としてだけでなく、『昔ここでよく駄菓子を買ったな』と、子どもたちの人生の一部として温かく記憶に残る存在になれればうれしいです」と福家さんは話します。
来店した人との交流の中で、学生生活にしんどさを感じているお子さんの保護者から「職業体験のようなことができないか」と相談を受けることもあるそうです。商品の陳列や接客など、そうした一つひとつの体験がその子にとって何か新しい一歩を踏み出すきっかけになれば。そんな深い思いやりと地域への貢献心にも溢れています。
これからの展望
最後に、福家さんに三木町の魅力と『ふくや』のこれからについて伺いました。
「三木町は四季折々の美しい自然や豊かな景色を楽しめるだけでなく、必要なものがコンパクトにまとまっていてとても住みやすい街です。『ふくや』は懐かしさと楽しさがたくさん詰まった、誰もが童心に帰ってワクワクできる場所。ぜひ心ときめく昭和レトロな時間を過ごしに来てください!」
Information
駄菓子屋「ふくや」
〒761-0612
香川県木田郡三木町氷上4057番地24
Instagram @dagashiya_fukuya
営業日 日曜日(不定期)
営業時間 10:00~17:00
執筆者
三木町町民Reporter 蓮井 雄介
金木犀の香りが漂う、一年で一番好きな季節がやってきました。
気づけば人生の半分がここ三木町での生活になろうとしています。
まだまだひよっこ三木町民ですが、三木町がもっともっと元気な町になるよう、これからも魅力を発信していきます。
〒761-0692 香川県木田郡三木町大字氷上310番地
Tel:087-891-3302






