三木町ため池ハザードマップ
農林課 : 2021/02/17
ため池ハザードマップとは
今後発生が予想される東南海・南海地震や集中豪雨等により、万が一ため池が決壊した場合、下流域にある住宅や公共施設等に甚大な被害を及ぼす可能性があることから、本町ではそれに備え、災害時の被害軽減を目的に被害想定区域や避難場所等が表示された「ため池ハザードマップ」の作成を順次進めております。
平成26年には、東日本大震災によるため池の決壊で死者7名という甚大な被害をもたらした災害を教訓として、貯水量10万トン以上の大規模ため池16箇所について「ため池ハザードマップ」を作成しました。
その後も平成30年7月豪雨により多くのため池が決壊し、大きな被害が発生したため、近年ではため池の防災対策実施の緊急性が訴えられています。それを受け、今回、貯水量3万トン以上10万トン未満で、ため池が決壊した場合の下流への影響度が高いと考えられるため池及び平成30年から令和元年にかけて耐震点検調査を行ったため池について、ため池ハザードマップを作成しました。
これは、地震等により、ため池の堤防が決壊して一度に氾濫水が流出した場合を想定したもので、ハザードマップにはその氾濫水が到達する可能性のある地域の最大範囲と、予想される浸水の深さ、おおよその到達時間を表しています。
「地震等災害時には、ため池の決壊もありえる。」という防災意識を持ち、今後の避難訓練等に活用してください。
【注意事項】
建物の倒壊等は考慮していないため、実際にはがれき、車の流出等さまざまな条件が重なり合うため、浸水域については、変化することが考えられます。
また、さぬき市にあるため池による三木町への影響についても併せてお知らせします。さぬき市防災情報メールに登録されますと、さぬき市内の災害情報を入手できます。
小川下池・二ツ池・蓮池・三ツ子石池・外山池(PDF:4.57MB)